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アラサー主婦の物欲だらけの日々です。

【猫】実家の猫が急変しました…。猫は、腎臓系の病に注意!

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今日は、実家の猫について書こうと思います。

結論から、いいますと
脳死の状態を経て亡くなりました。


私の母の飼い猫で、永吉君を手術してもらった病院に入院していました。


母は車の運転が苦手で、
気が動転していることもあり、
私が病院に付き添っていました。
最近はちょっとバタバタですね(((><)))


名前は 海老蔵くん。
雑種、オッドアイの気が強い 白猫です。

海老蔵くんの病気は
腎臓由来の腫瘍です。

猫は腎臓を患うケースが多いです。
病院の先生によると、海老蔵くんの発症パターンは多いそうで。
突然死の原因も、これだった。って病理解剖で分かるそう。

多いけれど、見つけにくい。
病気なんだって。


今回も、【脳】のMRIを撮るので、
念のために体も調べてみよう、
てな具合で見つかった腫瘍。

母が猫の異常に気づいてから、
脳死までが早かったので
その経過を記録として残そうと思います。


誰かの役に立てますように。



目次

海老蔵の紹介

  • 7歳
  • オス(去勢済み)
  • 腎臓が少し悪いと指摘されたことあり

(2年前、食事で改善)


●11月30日 発症

夕方6時頃

- ふらつき
- 嘔吐
- 食欲不振
- 見て分かる程の斜視

の症状が出る。

前日までは元気。突然歩けなくなった。



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かかりつけの病院へ

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血液検査の結果

腎臓の数値は、正常

【筋、神経】の炎症反応が、7000と異常な数値で出る。

先生の判断は
【脳】の異常を疑う。


紹介状をもらって、大きな病院へ


●12月2日

大きな病院へ入院

海老蔵が興奮して、先生おてあげ\(º □ º l|l)/
↑噛みます(笑)

麻酔を使わない検査をする。

心臓に雑音があると言われる。

やはり見立ては【脳】の異常。
ただ、猫の場合内臓の異常でも同様の傾向が見られることもあるので
MRIの検査を勧められる。

4日にMRIの予約。
この日はお泊り。


●12月3日

海老蔵が暴れるので、一旦帰宅。


ちゅーるを少し食べる。

状態

- ほとんど動かない
- 斜視
-ふらつき
- 食欲不振


●12月4日

病院へ入院。
MRI検査


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心配停止の連絡

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検査後、麻酔から覚め3時間は元気だった。

急に心配停止。
蘇生後、【脳死】状態に。
(日付は12月5日午前0時半頃)



●12月5日

脳死状態、反応なし。
心臓、肺を機器につないでいる状態。


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原因は腫瘍

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疑われていた【脳】は異常はなかった。

腫瘍は【副腎】に。


心臓、脳へつながる太い血管に腫瘍がめりこんでいた。
2センチ程度のもの。
腫瘍が血管を圧迫し、脳まで血が届いていない状態。【酸欠】

すでに、斜視やふらつきがみられていたので。
来院前から、【脳】にダメージがあったと考えられる。

そこに、【心肺停止】が加わり、
さらにダメージを受け
脳死に至る。

猫は腎臓を患うケースが多い。
今回の副腎の腫瘍も珍しいものではないとのこと。

見つけにくいので、突然死してから気づくことも…。

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母の判断

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いちかばちかの 手術。

血流を塞ぐ腫瘍を取り除く。


先生からは

- 手術中の心肺停止
- 【脳の機能が破壊されていて】変わらず脳死
- 後遺症(寝たきり、短命)

のリスクを覚悟するように言われる。


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手術

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午後7時ごろ、2時間ほどで手術は終わる。

成功!! 
腫瘍はとれた!

後は、反応が戻るのを待ちます…。


●12月6日

反応が戻らない。

先生としては、
まばたき
耳を動かす
などの反応が戻らないのが気になる。

【延命しても、ダメかもしれない】

と告げられる。

母は今は決められない。
人間でも1日では判断しない。
明日また来る。

と言い様子をみることに。



●12月7日

相変わらず、意識は戻らない。

しかし、足や手をぐいぐいと 動かすようになる。

先生からは
-生命を維持する機能(心臓、肺)が戻らない
- まばたきをしない

などの反応がみられないことで、回復は難しいと思うとのこと。

今日のお見舞いで、安楽死かどうかを決める つもりだったけど…

目の前で【手を動かす】のを見てしまうと

諦められない。


10日までを期限に。
集中ケアをお願いする。



●12月8日

この日は、母も私も仕事へ。



●12月9日

母は仕事が休めず…私一人でお見舞いに。

脳死】の状態は変わらず…。

透析もしているが、腎臓の機能が落ちてきている。

点滴を受けつけず…手がパンパンに…。

内臓が弱っているという先生の言葉の意味が、よく分かる。

前まで動いていた手も、動きを感じられない。

一人で来たことを後悔…。

自分だったら迷わず、先生に……。



「正直、術後ここまで生きてくれると思わなかった。」

「とっても、がんばってくれている。」

「明日までは持たないかもしれない。でも、海老蔵君もお母さんに会いたいだろうから。
僕もできるだけのことはします。」


先生の言葉にハッとする。

そうだ、海老ちゃんはオカンのために頑張っている。
この姿を、オカンが見ずに終わらせてしまうのは
無責任だ…。


この日は、泣きながら帰りました。

母はこういうのは弱いので、
電話で状態を報告。

覚悟は決めておいてほしい。



●12月10日

やはり【脳死】は変わらず。
生命を維持する機能も戻らない。


点滴で倍に膨らんだ手を見て、母はすぐに先生に言った。

『楽にしてあげてください。』

がんばったね。
かわいそうなことして、ごめんね。

それしか、口からはでてこない。


数日の間にどんどん状況が変わって、
本当に心がおいつかない。

死を受け入れるのは、難しい。
慣れることもできない。


やっと海老蔵を連れて家に帰れる、と母はうれしそうだった。




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お見送り

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セレモニーにお願いして、火葬に。

病院で綺麗に整えてもらい、
まるで寝ているみたい。

リボンまでつけてくれて、似合ってるわ~(*^.^*)




あ。
セレモニーの人に聞いたんだけど。


皆さん、【お骨】ってどうしてます??


うちは、49日後に土に埋めるんですが。

なんと、お骨って【水】になるらしいですよ!!Σ(°△°|||)
液状化、ってことなんですが。
 
なので、土に埋める場合は
フタとって、逆さまにして埋めると大地にゆっくり還っていくそうです。


おうちに戻ると、すぐにお花屋さんがきました。
びっくり。
動物病院からお供えのお花が届いたんです…!!

先生や、スタッフの方々の優しい心遣いに再び涙が…
( >﹏<。)ありがとう ございますっ!



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今回の 医療費

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母から許可を頂いたので。写真を。

母も、ペット保険には未加入でした。
全額自腹です。


80万1543円  

でした。



今回の海老君の病状は
猫の死因としては少なくないほうらしいです。

あと、1週間手術が早ければ状態は変わっていたと先生も言ってました。

お悩みの方の、参考になれば幸いです。

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