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あらすじ
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二人の赤鬼がいました。
仕事でくたくたになった
鬼たちは 【風呂屋】へ
行くようです。
『どうや？今日は人間の
町の風呂屋へ行ってみいひんか？』
二人は人間のかっこをして
出かけました。
町に着くと、さっそく人間の風呂屋を
見つけます。
鬼たちは
水鉄砲や、おもちゃを持って
『まいど~~』
浴場へ入ってきました。
中には たくさんの
【人間のお客さん】が。
突然の鬼の姿に…
風呂屋は大騒ぎです！！
『わ、わ、わっ！！！』
『鬼やーーー』
『ひゃーーー』
あわてる人間を見て
鬼は ごきげん♪ ごきげん♪
調子に乗って
【次の店】へ行くことにしました。
次の風呂屋には
【ジャングル温泉】の看板。
『ここ 面白そうやな。』
鬼たちは 戸を開けて
中に入りました。
しかしそこは、
ワニの お風呂屋さんでした…。
湯船に浸かってみたものの…
そこらじゅう、【ワニ】だらけ。
二人は怖くなって
そそくさと 退散しました。
こんどは、よく確認。
人間の風呂屋を見つけます。
湯船に浸かると、思った通り。
人間は鬼を見て 怖がります！！
『ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ♪』
鬼たちは 笑いました。
そこへ、なんと！！
桃太郎が飛び込んできました！！
『こら！おまえたち！！』
『そんな わるいやつは…』
桃太郎は着物のまま湯に入り
鬼につかみかかります。
鬼はたまらず
謝り、もう人間は怖がらせないと
約束しました。
着物のまま、風呂につかる
桃太郎に…
鬼は
着物を脱ぐように言い。
仲直りに
背中を流してあげることに。
鬼が桃太郎の背中を流していると、
今度は 【青鬼】が入ってきました。
桃太郎を見た 青鬼は
驚いて逃げだそうとしましたが
赤鬼が、引き止めます。
『逃げんでええよ。
僕ら、桃太郎はんと仲良しになってん。』
と、そこへ
ひときわ大きな声が響きます！！
『うわーー！鬼やーー！！』
『桃太郎や！』
『キジ、サル、犬やーー！！』
『きび団子やーーーーー！！』
少年野球チーム
【フロワイターズ】の登場です。
わらわらと たくさんの子供達が
我先にと 湯船に飛び込んできます。
風呂屋は
【赤鬼】【青鬼】【人間のお客さん】
【桃太郎】【犬】【サル】【キジ】
【フロワイターズ】
で、 大賑わい。
湯船の中で 野球も始まってしまいます。
野球少年は、石鹸を投げ
赤鬼は、打ち返します。
その石鹸を 遠くの少年が
ナイスキャッチ！！
次はわしやと
鬼のピッチャー交代。
大きく打ち上げ、
すごい勢いで 湯の中を走り回ります！
『たーーーーーッ！！
ベース 一周、ホーーーム イン！！』
大盛り上がりの
風呂屋野球大会。
次は、僕！
桃太郎まで 大はしゃぎ。
鬼のこんぼうを振り回し
お湯は ばっしゃ ばっしゃと
大きく揺れます。
湯船の片隅の
おじいちゃん。
辛抱たまらず、
こらーーーー！！！！
うわあ、大きな声！
『はいるんやったら、
ぎょうぎ 良く入りなさーーい！！』
おじいちゃんの大声に
みんな 目玉が飛び出しました！
しーーーー…ん……。
さっきのお祭り騒ぎが
嘘みたい。
浴場は、とても静かになりました。
騒いでいたのが、恥ずかしくなったのかな？
だれかがポツリと言いました。
『……そろそろ あがろか』
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ここが 魅力的！
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テレビで見るような
喜劇感がおもしろい！！
この本の構成は
ほぼ
『 』付の【会話】形式です。
展開の説明は【絵】で完結している
ので、
【読み手】しだいで
面白さが変わってきます。
たくさん、登場人物がいます。
ぜひ、声優ばりの
熱演で お楽しみください。
＼大阪弁 なのも おもろい／
(*´∀`*)
少年心 溢れた作品です。
パパさんも
楽しんでもらえると思います。
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関連アイテム
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